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12.どうすれば英文法が役立つのか Part.8


英文を確実に理解できるようにするための、本当の英文法

正直、英文法は知識だけでは本当に役に立ちません。

知っているだけで終わっているのです。

英文をきっちりと読めること、これが英文法を知っていることの最終的な目的です。

考えてみれば、リーディングはもちろんのこと、リスニングも「英文を読むこと」です。

リスニングはネイティブ・スピーカーが自分の頭に思いついた英文を話しているだけなのです。 TOEICなどの試験であれば、ネイティブ・スピーカーが英文を声に出して読んでいるだけです。

英文を読む媒体が目から入ってくる「文字」から「音声」に変わっただけなのです。

ということはきちっと英文を読む能力がなければ、リスニングもきちっと聞き取れません。

目から「文字」として入ってくる英文をきっちり理解できない人が、「音声」で耳に 入ってくる英文を理解できるわけがないのです。

そして英文をきっちり理解するためにはどうしても英文法が必要なのです。 目に 入ってくる単語をつないだだけではどうしても誤読の可能性が出てきます。

というのも、同じ動詞であっても文法的な使い方の違いによって意味が変わってくるケースが あります。

文脈ではなく、文法的な構造から判断しないときっちり読めないのです。

しかし、このように英文を読みながら文法的な構造を判断できるようになろうと 思えば、英文の流れの中で英文法をとらえる能力が必要です。

しかしこのためには、その英文法は「知っているだけ」では何の役にも立たないのです。

実際に英文の流れの中で体感した文法感覚が必要になります。

これは英文一文の音読でも限度があります。



複数の文から構成されている英文を音読しよう。

一文音読により、一通り英文法に習熟すれば、普通の英文を読んでいくことになります。

最初は100語〜150語までが適当でしょう。

それをまず、単語、文法的な構造を全てクリアーにします。

この時点ではまだ「解読」です。

全てがクリアーになって、その英文が完全に理解できたら、それをそのまま 放置してはダメなのです。

ここでほとんどの人が「わかったぁ・・・。」で放置してしまいます。

ここからさらにその英文を音読します。

この段階では、まだその英文の中に出てきている単語は少し考えないと 意味が頭に浮かばないかもしれません。 文法項目もいちいち考えながら・・・。 関係代名詞も後ろから訳し上げでしょう。

それを音読することによって前から後ろにならすのです。

そして1回読むと、次に2回、3回と繰り返し呼んでいきます。

慣れてくるとスピードが上がってくるのがわかるでしょう。 それはその 英文に慣れているということです。 単語もいちいち意味を考えなくなっています。 文法項目もいちいち訳し上げをしないようになっています。

この演習を繰り返すと、だんだん英文がすらすら読めるようになってきます。 そして、英文をすらすらと読める感覚がついてくると、リスニングにも反映 されてきます。

ここまできて初めて使える英文法が身についてきているのです。

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塾長:曽田 史朗

POWER OF ENGLISH 代表

大手予備校英語科講師
社会人対象英会話講師
大手英会話スクール講師、
TOEIC、英検等の
資格試験講師、通訳
を経験。

現在の英語力は
TOEIC955点取得
(リスニング満点)
日本語教育能力検定試験合格
TOEFL580点
英検準一級取得